『EP:Link』ストーリー感想 ※ネタバレ

『あんさんぶるスターズ!』の最終イベント、『Link♪ここから始まるシンフォニア』が開催されましたね! 最後の☆5を飾るのは、やっぱり英智とスバル!

感想プラス、今までのストの記憶を遡って小ネタや伏線を拾っていきます。英智の話ばっかりする。


イベントタイトルの「ここから始まる」は、よくストで見かけるフレーズだ。Trickstarのユニットソング第一弾『Rebellion Star』の歌い出しとしても有名。それとfineのユニソン名『終わらないシンフォニア』を組み合わせているのだろう。
記念すべき最後のイベスト名は、これしかなかったな!



「ここから始まる」とは、どんな時でもここで終わりと思わずに前向きに生きていこう、というメッセージだと思う。同時に『ズ!』から『ズ!!』へ移行するプレイヤーへのメッセージでもあるんだろうな。
同様に、人生は終わらない、生まれたからには皆生きていくしかないんだ、という文脈もよく出てくる。
ここから始まる-あんスタ台詞bot
人生はつづいていく-あんスタ台詞bot

プロローグ

<夢のなか>と書かれている。英智の夢だ。夢のなかで孤独に震えて、メインストーリーのDDDのステージを思い出している。しかも「今の英智が当時の夢を見ている」と確定してる。親切だね! 日日日先生が「誤読絶対に許さない派」と呼ばれるのも分かるよ。

(『ジングルベル』プロローグの公開当時、英智の「夢or現実」?でプレイヤーの意見が割れていた。夢ならば夢で、「一年前に見てた夢or三年生の英智が当時の夢を見てる」?も不明だった。そのせいか、後の『ワンダーゲーム』では夏目とつむぎの幼少期シーンに<夢、あるいは思い出>と明記されていた。なるほど、じゃあこれは自分の好きなように受け取れば良いんだな、と解釈した)

・英智「(誰かが、触れている。熱が、伝わってくる。『あのとき』と同じように渉かい?)」
ノベライズ第二巻書き下ろしの『Daydream』で、倒れそうになったのを支えてくれたことだろう。

・「(凪砂くん! 日和くん! つむぎ……! どこにいるの? 僕はここだよ! どうして、遠ざかって行くんだい?)」
『エレメント』『Daydream』では旧fineのメンバーが去っていくのを淡々と受け止めている様子だったが、こっちが本心なんだろうな。独りぼっちで取り残されて、どん底と感じている。

・DDDで立ち去ろうとした英智を引き留めたスバル
あのときスバルが、そして今回桃李が引き留めてくれたことで、英智はアイドルを続けられるんだと思う。誰かが望んでくれないとアイドルはアイドルになれないのだ。(ノベライズ第四巻P.362参照)
いずれまた再戦を…と誓ったため、あれ以降Trickstarとfineが直接対決したことはなかったはず。

メインストーリー

・英智「(君たちはもう覚えていないかもしれないけど 僕は永遠に、忘れない。あの約束を、誓いを違えるつもりはない だから。あの言葉も、嘘にはならない)」
英智がスバルたちや敬人との約束(死んだら供養してもらう)を「僕は忘れない」って言うの、本当に一生忘れないんだろうな。友達少ないから、約束も少ない…他人は色んな人と色んな約束をして、うっかり忘れたりもするんだろうけど、英智には友達が少ないからな……
アニスタもちょうどメインストーリーが終わったところで、タイミングばっちりだったね。狙ってたんだろうなぁ。アニメの、英智がスバルたちに感じた「憧憬、喜悦、幸福感」の演出が印象的だった。

いや~~~アニメ、英智くんのことめちゃくちゃ贔屓してくれてるよね? エレメントもじっくり描いてくれて…ありがとう。うれしい。本国に英智推しの大富豪がいたりするんですか? 我々は普段日本のボーダーしか見ていないが 人口十数億人の中国での課金額がアニメの出番に影響を…………?(憶測)
でもあまりに優遇されすぎて逆に他Pの嫉妬が怖い。五奇人を盛り立てて目立たせて、他の生徒に嫉妬させて倒していった英智が、そういう境遇になるとは皮肉だな…。

Dreamer

第一~三話、英智と桃李、弓弦が病室にいる。英智は返礼祭で無理をしたのもあって、入院しているらしい。そこへスバル、真、真緒がやって来る。
今回のサブタイトルは、DDDと同様、「D」で始まる単語3つになってるっぽい。先生こういう言葉遊び好きだよね。

・英智「(夢なら、もうちょっと奇想天外でもいいのに。正確に、過去の記憶を繋ぎあわせたパッチワーク構造になっていて、つまらないね)」
英智、見たものを脳内でシャドーボクシングする特殊能力(『サーカス』参照)の持ち主 だから、もしかしたら夢が人よりもリアルなのかもしれない。眠りが浅そうだし。美麗グラフィックのゲームとかVRの映像よりもよほど「現実」みたいな夢を見てるのかもしれない。

・英智「気軽に『英智くん』と呼んでくれて構わないよ」
苗字で呼ばれたり生徒会長と呼ばれたり、気を遣われてなかなか名前で呼んでもらえない英智。頼んだ後すぐ下の名前で呼んでくれたのはつむぎとスバルぐらいかな。自分の名前を仰々しいとも言っていた。

チェックメイト 人殺しの歌/第一話
・英智「永遠に夢ノ咲学院に取り憑く地縛霊になっちゃうよ」「敬人がさっさと成仏させてくれる」
英智お得意のブラックジョーク。他にも「これ遺影にしようかな、遺影でいぇ~い♪(『ガンマン』)」「心臓が止まるかと思った♪(『マインレディ』)」などの実績がある。
そういや英智が曜日コースで日曜日も学院にいるから、英智=地縛霊説を見かけたことがあるな。それを日日日先生が採用したのかもしれない。

・英智「渉は? こういうシチュエーションだと天使さまのように枕元に立っているのが常なのだけど…」

エレメント』保健室のシーンのことかな。「常」ってことはあれ以外にも何度もあったのか。英智には渉が天使に見えているようだ。『ジングルベル』「日々樹くん、ううん天使さま…」と呼びかけてたね。
ジングルベル プロローグ


・英智「束縛する権利はないかな。すでにだいぶ彼の人生を奪ってしまっているし」
弓弦「あのかたは、望んでそのような道を選ばれたのだと思いますが」
渉は卒業後、氷鷹母の劇団に所属するそうだ。今後アイドル活動を続けるのかどうかは、誰も確かめていない。英智はこれからも一緒に舞台に立っていてほしいが、それが「世界の損失」になるのではと心配し、束縛することを嫌がっている。

英智は生まれた家や病弱な体のせいで、自由にできないことが多い。
渉のことは「自由でこそ君だ」(『喧嘩祭』『ミルキーウェイ』等)と思っているし、魔法のような手品を披露する渉が「自由で輝いて見えた」(『ジングルベル』)から憧れたのだ。だから自分が束縛して輝きを損ねるようなことをしたくはないんだろう。

この気遣いが後のすれ違いを生むのだが、聞いている弓弦はとっくに「正解」を知っている。あんスタ世界では先輩より後輩のほうが真理に近いのだ。渉は仕方なくfineにいるのではなく、居たくているのだ。しかしこういうこんがらがった事態に陥るのも色々理由があるんだと思う。


・真を急に下の名前で呼び始めた英智
今までは彼だけ苗字で呼んでたんだね。今後は身内(同じ事務所)だからといきなり距離を詰めてきたようだ。そういうことしたから渉にもびっくりされたんじゃ…?

・スバル「誰か英智先輩と結婚するの?」「うちのウッキ~をよろしくお願いします……☆」
英智「おいで、真くん……♪」
去年消息不明になってファンに心配かけたことが心苦しくて、入院中も写真撮影などの仕事をこなしている英智。
エッッベッドで寝転びながらこんな台詞を………!? 真くん……可哀想に。(爆笑した)

・英智「花は好きなんだ、アイドルと似ているよね」「どんどん夢が叶って怖いくらいだ」
花に囲まれて、ようやく『フラワーフェス』に参加できた気分になっている英智。「夢ノ"咲"」という舞台だからか、メインストの頃からアイドルはよく花にたとえられている。
花のたとえ-あんスタ台詞bot
『サマーバカンス』でも英智は「どんどん夢が叶うんだ。怖いぐらいだよ」と零に言ってたな。自己肯定感が低かったたり、罪悪感がある人は幸せになることが怖くて回避したくなるというが、そういう心理かもしれない。

・スバル「英智先輩にとって善なら、だいたい俺にとっても善だよ!」
何が善で何が悪なのか問題、時々議題にあがる。英智は「歴史は勝った者がつくる」というスタンスだった。
「これが悪なのか正義なのかは、後世の歴史家が判断するよ。みじめな悪党として名前を記録されたくないし、必ず勝たなくっちゃね」
(チェックメイト 錆びゆく心/第一話)
使えるものは何でも使って、僕は勝利するよ 勝者が歴史をつくる。まず勝たなければ、誰も僕らの言い分なんか聞いてくれないさ」
(サマーバカンス 夜闇と太陽/第五話)
スバルが英智の理解者に、仲良しになったきっかけはメインストーリーのラストと『皇帝に真珠』あたりかな。『新撰組』では仲良くしてる二人に敬人がヤキモチ妬いてた。


第四話、疲れ果てた渉を背負って運ぶ北斗。
「いいかげん自分で歩いてくれ」

・渉「なかなか心地良いものですね、全身のエネルギーを使い切るということは」冬の渉が芸の鍛練を怠ったり泣いたり居眠りしたり(『ジングルベル』、『怪盗』、『透明と仮面』)してたのは良い傾向だったのかな。調子が悪かったんじゃなくて、こういうこと?↓
・勘が鈍ってる、鍛練を怠ってる……冬で体調を崩してる英智の身体を気遣い、芸が手ぬるくなってた
・泣く……超人ぶるのをちょっと止めて、心を開ける相手ができた
・居眠りする……ずっと制限していた全力を出せるようになり、疲れるようになった

・渉「英智が私を『渉』と呼び始めたときは不可解な感情を得ました」「珍しく私のなかに生まれた負の感情かも」
渉は、呼び捨てされることにネガティブな感情を抱きかけて、それを振り払ったの…? ほら~~英智くんがいきなり距離詰めたりするから! びっくりしてるじゃん!
じゃあ『ジングルベル』で病室に現れて「英智」と突然呼び捨てした渉は、英智の頭が作り出した幻覚だったのか……? そんな……。切ない。

・渉「さっさと追いついてきてくださいね。独りぼっちは、寂しいですから」
待って……今もまだ渉は、独りぼっちだと感じてるの…………? まぁ一番そばにいる英智があの調子だもんな……

第五~十話、Trickstarと一緒にアンサンブル・スクエアへヘリで飛ぶ転校生たち。

・スバル「なぜか英智先輩が『トップアイドル』の称号をくれたけど」
『クライマックス』で、返礼祭の日に英智は称号をスバルに預けていた。
・スバルのハグを機敏に避ける英智
回避スキルが高い。英智が人の好意を素直に受け取れない子だということがにじみ出ている。心身共に傷つかないように、護身のために身につけた能力なのでは。

・北斗「(俺の心の内側で、仮面の俺が『これで良いのか?』と問いかけている気がする)」
北斗の中には今も仮面(=ホッケーマスク)があって、虐げられた者の怨みがまだ燻っているようだ。渉を倒して縛り付けておきながら「自由でこそ彼だよ」「本来彼は渡り鳥のようなひと」とのたまう英智に、複雑な思いを抱いているのかな。

・英智「今後のアイドル業界の要となる我らが総本山──『アンサンブルスクエア』。略して、ES」
『ワンダーゲーム』で出てきた当初は『EBS』計画って名称だったから「えびす計画?」とか深読みしてた(※)のに、『ES計画』になっちゃった。
(※「えびす(夷)」=まつろわぬ民、よそ者扱いだった奇人・天才・はみ出し者たちがおめでたい七福神「恵比寿」になるみたいな感じ?「EnsemBleStars」って意味かな?と)



新ビジュアルの動画に出てた謎のロゴ、「アンサンブルスクエア」はビルの名前で、「スターメイカー」は事務所の名前だったのか! ようやく判明。

・英智「急に立ち上がったら危ないよ……めっ♪」
かわいい。

・英智「それがスバルくんの強さだね」
無鉄砲なスバルの行動を強さと呼べるのは、英智がすべてのアイドルを愛しているからでもあるだろうけど、他人の強みを取り込んで自分のものにできるように日々意識してるからでもあるんだろうな。

・ESビルに先回りしていた渉
渉以外にも、すでにESビルの寮で寝泊りしている子がいるらしい。

・桃李「(お願い『日々樹先輩』、英智さまのそばから離れないでね)」
けなげ…………(泣)
桃李は『Saga』で日和に「ボクがfineだ!」「英智さまを、fineのことを、お任せください」って頼もしく宣言してたから、すっかり私は安心してたんだけど、まだ英智とは心が通じ合ってない。そう簡単にはいかないか。もどかしいね……

・茨のことを気に入っている英智
『Saga』でも楽しそうに世界征服の話してたもんな! 茨が策士でも、英智や凪砂のほうがまだ一枚上手なの好き。
・英智「学校は子供という貴重な資源を『商品』に仕立て上げる工場であり、きちんと保護して育てるための牧場」
どこかでこういう比喩聞いた記憶が……初代『PHYCHO-PASS』かな?

Deadend

第一~三話、Trickstarの四人が生徒会室でfineの卒業の話をしている。

・スバル「あのひとも寂しいのは寂しいんじゃない? 三年間の高校生活、ほんとに楽しかったみたいだし」
『クライマックス』のスバルと英智の会話、「三年間、楽しかった?」「もちろん」は全転校生の必修科目。
あの台詞は、メインストーリー終盤の「君たちはいつも楽しそうで羨ましいよ」「あんたは、楽しくないのか?」「さぁ、どうだろうね」のアンサーだろう。英智の一年間の始まりと終わりを象徴するようなやりとりだった。

クライマックス エピローグ①

・北斗「『私がアイドルになった理由? そんなの、"あなたと同じ"ですよ──北斗くん』」
北斗は渉の真似が上手くなったらしい。何それ見たい。
渉の親もアイドルだったの?ということで生い立ちの話になっていく。(エピローグで「親は関係なく、愛しているからアイドルになった」というのが正解と明かされる)

・真「あのひと、養子だったの? 確かに『日々樹渉(響き渡る)』って、芸名みたいに不自然な名前だけど」
ノベライズ第一巻で、夢ノ咲学院の生徒は「学校のなかでは芸名ではなく本名で通しているらしい」(P.18)という説明があったけど、ファンの間ではずっと「日々樹渉=芸名」疑惑があった。
渉が拾われた子だという話をしていたのは『怪盗VS探偵団』。人生の岐路にいた子たち(北斗、なずな、英智等)に助言を与えてるし、言動が怪しいし、生い立ちが謎めかされてるし、髪が謎に長いし…物語のなかでも特別な存在に見える。個人的には渉はゴッドファーザーの関係者なのではないか?とも想像してる。どんぶらこと川に流される貴種流離譚。
怪盗VS探偵団 エピローグ②


第四~五話、弓弦と桃李がfineの話をしている。

・桃李の「控えおろう!」スバルの「たのもう!」は時代劇の影響
細かい種明かし。オタク私はこういう芝居がかった(というか漫画っぽい)物言いしちゃうから違和感無かった。めちゃ台詞の引用もしちゃう。一般人の友達に何?と思われているに違いない。(隙自語)

・桃李「神さまはどうしてまだ、あんなに苦しんで努力して償ってきた英智さまを赦してくれないの?」
弓弦「一緒に方法を考えてまいりましょう、わたくしはそのためにお側に侍っているのです」
ESお披露目ライブをTrickstarに取られて不満げな桃李。『ジングルベル』で英智のしてきた後ろ暗い行いを知っても、受け止めてそばにいてくれた。優しい。
神さまがゆるしてくれない、というよりは、英智自身が自分はゆるされてはいけない、と思いこんでいる気がする。
今回は(今回も?)ユニット内で弓弦が一番懐が深く、みんなの事情を理解しているオトナに見える。


第六~八話、学院の屋上で考え事をする英智の元へ、渉やスバルたちが来る。
屋上…………。曰くつきの場所だ。
「敬人、あの約束を覚えてる?」

渉「あなたは酷いひとですね。こんなに気を持たせておいて」
「神さまよりも信用できる」と敬人に思いを馳せている英智と、放置されてすねてる渉。英智は「縛りたくない」と思って静観してるんだろうけど、渉は誰かが鎖で繋ぎとめてくれないと不安なんだと思う。

・渉「夢を叶えて燃え尽きてすべてに満足し、飛び降りでもするつもりかと」
英智には全然そのつもり無さそうなのに、やたら心配している渉。温度差がある。
『ミルキーウェイ』エピローグでも、渉は英智を探して屋上に来た。そこにいるかもと想像できたのは、きっと渉も『エレメント』で屋上に行ってたからだ。
君、あのときなんで屋上にいたんだ?「こんな夜更けにこんな場所で…」はこっちの台詞だよ!

私は最近、一年前の渉はあの場所で死について考えていたのではないか、と思うようになった。アニメで渉が朗読していたのが『青年と死』だと確定したことが大きい。
『青年と死』と屋上の渉 補足
「何であんな場所にいるんだろう?何をしているのかな?」はフラグだったんじゃ…? その伏線にみんな3年以上も気づかないので、今回日日日先生がこんなに渉に何度も飛び降りと言わせたのでは。
ここでアニスタ渉の屋上での表情をご覧ください。

『ジングルベル』の開花前スチルも、渉視点の英智なのかも。あんな満開の笑顔で……何の後悔もなさそうで……手もちゃんとつないでるかどうかわからない…………渉には英智がそういう危なっかしい子に見えているのでは? 
ジングルベル プロローグ

・英智「せめて怒ってくれたほうが安心できるのに」「歴史は、流れた涙のすべてを輝きの奥に隠して忘れてしまう。僕はそれが気持ち悪い」
英智は自分が犠牲にしてきた人たちのことを忘れたくないし、みんなにも「必要な犠牲だった」とみなして忘れて欲しくはないようだ。それで自分を責め続けているのだろう。英智が強大な光を持つ弱者だからこその発想かも。虐げられ忘れられていく弱者は、英智自身とも重なる。
それにしても、光で犠牲や汚れが見えなくなるのを憂うなんて、さすが光属性の英智くんだ。自分が汚れたり、輝きが失われるのを恐れてるんじゃないんだなぁ。天祥院英智は""光""そのものだもんな…………(←これ私のサビ)(何度も繰り返す)

・渉「この世界はあなたの見ている夢なんですから、あなたが死ねば夢の住人たる我らまで消えてしまいます」
英智「『不思議の国のアリス』かい」
「あんスタはすべて天祥院英智の病室で見ている夢で、本当は彼以外誰も実在しない」説たまに見かけるなぁ。『Daydream』でも英智自身が「すべてが僕が病室で見ていた夢だったりしたら愉快だけれど」と述べている。(ノベライズ第二巻P.280)

ここ、要するに「死なないで」を言い換えてるのかな。『ミルキーウェイ』エピローグの、「起きてください。(略)夢よりも美しい現実がこの世界には広がっているのに」と同じような感じ。
「死ねばもうあなたの知覚できる"世界"のすべては無くなったも同然、あなたが愛する我々アイドルも何もかも、あなたには見えなくなっちゃいますよ、だから死なないでください」…って感じかと。

英智が描いた夢が、結果的に今のこの世界を作った…説も好き。事実そうだね。ドリフェスもDDDもESも、立案者の天祥院英智がいないと始まらない!
『アリス』『不思議の国』の比喩は、モチーフにされていた『ティーパーティ』『ワンダーランド』以外にもたまに見かけるのでそれほど深い意味はないかな。(『夏の花』、『喧嘩祭』、『透明と仮面』)

・英智「これが、君の復讐だったのかな?」
渉「…………」
英智が導き出した衝撃の答え。おしゃべりな渉が台詞に詰まるなんて、相当だよ。
自分に向けられた愛情をうまく受け取れず、「うつむいて見ないふり」をしてきた(※)英智には、渉がそばにいてくれた理由がまだ理解できない。愛ゆえにだと信じられない。『Daydream』でも、自分がユニットのメンバーや渉に怨まれてる、憎まれてると思っていたもんな。きっと誰もそこまでうらんでないよ…!

(※『エレメント』でつむぎの厚意が無償の愛ではなく金銭目的だと思い込んでいたことや、『喧嘩祭』の「生き急ぎすぎでは?花火よりもダイヤモンドに価値を感じて!」→「花火ねぇ…もうそんな季節だね」、『ダンスフロア』の「…ついてきてくれる?」→「(既に)寄り添いながら歩いてますよ」など)
ダンスフロア エピローグ
英智はここで「深く愛し決して手放せない…」「幸せすぎて忘れていた…」と熱烈に愛を告白している。焦って饒舌になってるのかな、かわいいな。

・渉「あなたに、ひとときの幸せな夢を見せてあげたかった」「私は『本物』になりたい、あなたがかつて得られなかった青い鳥に」
「青い鳥」は、元々つむぎのことだった。英智が青=ブルー、葉=バでブルーバードとこじつけ、「『幸せの青い鳥』くん」と呼んだ。(『チェックメイト』)
渉は以前青い鳥の話をしていたが、あれも伏線だったの?
フラワーフェス エピローグ①

三年生の「渉の毛先の色は、英智の色である」説、今となっては我々の勝手な妄想とは言い切れないな。青い鳥になりたくて物理的に青くしたのかもしれないけど、それも結局英智のためだから同じことだ。

『エレメント』で、つむぎには英智を救えなかった。つむぎが旧fineを去ったのは、英智に利用されていたことに失望したからじゃあ多分ない。(彼は、便利に使われて捨てられても 皆のためになるなら構わないと思っている人だ)友達で、同じ夢を追いかける仲間だと思ってた英智の本心を実は理解できてなくて、彼も自分もずっと孤独だったことがショックだったんだろう。

痛みを感じなくて、「地獄の果てまでお供しますよ」とまで言ってくれてた献身的なつむぎでさえ離れて行ったぐらい、英智はややこしい。もはや鈍感とかのレベルではない。それに、渉も言ってるけど、「あの優しいつむぎだって最後は離れて行ったんだから、渉もいつか…」って懸念してもいるだろう。

渉がいつから、どうして皇帝の「道化」をやってるのかがずっと気になってたけど、先代の道化師(つむぎ)の役がうらやましくて英智の道化になったの……? とんでもないな? マジ??
「渉はなぜfineに加入を決めたのか?」もずっと謎だけど、とりあえず「英智のそばにいたかったから」ってことになるのかな。どんだけ懐いてるんだ。

・渉「英智。どうぞ、これをお受け取りください」
ひざまずき、大事な物を捧げる……プロポーズの儀式そのものじゃない?? 
以前渉は「私は誰のものでもあります!」って言ってたから「よし!私のものでもある!」と思ってたのに、渉が英智に"私"をあげてるのを目撃してフラれた気分。お幸せに…………。(私は彼らを祝福します!)

「これは私です」

このあと渉は涙で枕を濡らしたそうだが、その涙は「まだ信じてもらえないのが悲しい」「自分が不甲斐ない」「どうすればこんな英智を救えるんでしょうか…?」とかなのかなぁ。
でも渉は泣かされても最後まで諦めずに食い下がってくれてよかった。きっと桃李のおかげ。桃李がいてくれて本当に良かった…………

・渉「私は誇り高い演者です、無理解な観客に怒るよりも己の芸の至らなさを悔やみます」
渉は、ここまでしてるのにまだ分からないのか~~!?と英智に怒ってるというよりは、自分の表現力不足を反省している。
厄介だけど、気持ちも分かる。ストレートに言葉で伝えたらいいじゃん…って私は思うけども、演者であること&表現することが渉のアイデンティティだもんな。自分のファンにすらちゃんと伝えられないなら、そのほかの人に何も伝わるはずがない、演者失格…って考えてもおかしくない。今後の進退にも影響する。演技の世界でやっていけるかどうか、死活問題だ。

このとき渉も「行動で私の気持ちを表現する」と言ってるけど、他の子も「口先だけなら何とでも言えるから…」ってこと言ってるね。
口では何とでも言える-あんスタ台詞bot

エピローグで渉は、拗ねてきつい言い方をしたと言ってるけど、それでこれなの? 「残念です」ぐらいしか言ってなくない? 「たまに微笑ましいほどアホになる」のこと? 優しすぎるよ、渉…………

・「ふたりの世界」に乱入してきたスバルと北斗
「たのも~う!」
弓弦が言うには、英智と渉はいつも「世界にふたりだけ」みたいな雰囲気を出しているらしい。(『ダンスフロア』)『皇帝暗殺』でも、英智はいつも渉と一緒にいるって敬人が言ってたな。やっぱり二人fine時代があったんですか? 千秋と奏汰みたいに。

・北斗「『大人になりなさい』と言われ、結果として頷いてしまった俺にあんたは退屈そうな顔をしていた。俺は選択を誤った」
大人と子供の狭間で揺れ動く高校生。子供のままではいられないけどまだ大人になれないしなりたくない、ならなくていい。それがあんスタのテーマの一つ。(だと思ってる)

・第二回DDDの開催
TrickstarがDDDのリベンジ、というか返礼をしてくれるのはありがたい。けど、出場権を返上してバトルするというこの構図…『ジングルベル』でも見たな?

・渉「最後の花火を上げましょうか、我らの子供時代の終焉を祝して。それは宝石のような輝きを放つ思い出として、我らの大人時代の始まりをも彩るでしょう」
以前英智をたしなめる意図で言ってた「花火よりもダイヤモンドを」の、肯定文(?)ver.が来た! 花にたとえられることの多いアイドルが、一瞬だけ煌めくのが花火なのかな。今、花火は宝石になるんだね……『プレアデス』のラストで灰が星になったのを思い出す。

Deathmatch

第二回DDD本番。

・真緒「やっぱり最後最後って言う! さすが『fine』!」
英智「そのぶん、君たち『Trickstar』が始まりだのスタートだのと連呼すればいい」
fineは「終わり」を、Trickstarは「始まり」を象徴して対になっている。以前、日日日先生もそのこと呟いてた。
メインストーリーはTrickstarで始まるし、Trickstarのメンバーの追憶スト『ロケットスタート』にも「スタート」が入っている。

・真緒「音声オフにされたり光が当たらなくなったりしますよ!」
英智「音や光を失っても、死なないかぎりはアイドルでいられる」
『マリオネット』でValkyrieのステージを音声オフにするよう仕向けてたこと、その報復を(信者とかに)されたりするんじゃない!?と心配してたけど、そんなトラブルも想定内だったんだね。さすがだ。撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。(『コードギアス』)

・英智「期待してもいいのだと、夢を見てもいいのだと、愛しても裏切られることはないと…」
ここをメタ的に解釈して、もうあんスタに、アイドルたちに夢を見て期待しても裏切られることはないのね?…と言ってる方を見かけたけど どうだろ…?過信は禁物よ。(疑心暗鬼)

・英智「世界にひとつだけの花を賛美するのではなく、すべての花に価値を認めよう」
SMAPのあの歌の話かな、アイドルがテーマだもんな。最強のアイドルにならなくったってみんな元々オンリーワンで、かけがえのないひとだと。
私はあんスタのアイドルの定義は、「他人に愛される人」かつ「それを見た人が元気/幸せ/やる気になれるような人」だと思ってるんだけど、みんなが誰かにとってのアイドルのような存在になれたら、世界はもっとよくなりそうだね。

・スバル「本当にわからないの、ヒメミン? 何で? わからないふりをしてるだけじゃない?」
真緒や真に禁止された、スバルの「なんで分からないの?」が炸裂。(=「天才パンチ」)「わからないふり」をしているだけなんじゃ、というのは昔スバルが言われていたな。桃李聡い子だから、みんなが解説してくれなくても本当はわかってる…? いや、やっぱ説明してくれないと厳しいと思うぞ。
スバル「ごめん、難しいことを言われてもわかんない」
夏目「アハハ、『わからないふり』をしてるだけだろウ?」
(ロケットスタート sparse flash/第一話)
・桃李を第二のホッケーマスクにしたくない北斗
『SS』で、北斗の革命のきっかけが日々樹渉討伐戦だったと明かされた。桃李には今の英智があのときの渉と同じように見えているのではないか、と心配する北斗。

・北斗「あんたの素顔は仮面そのものだろう。仮面があんたの皮膚だ」
仮面の下には渉の素顔がある…と考えていたのに新解釈が。本当の渉、素みたいなのは無くて、あくまで「顔」ぐらいの使い分けなのかなぁ。家族用の顔、友達用の顔、職場用の顔、みたいな。普段見せてる顔はどれも渉本人の一面なんだ。

・北斗「俺たちは奇跡を起こしてしまった」「だが、恒常的に奇跡を起こす存在は神さまだ」
Trickstarが神になっちゃいけないんだね。言われてみればそうか。
彼らが「圧倒的に優れたパフォーマンス」だけとかじゃなくて毎回色々やってるのも、そういう理由かもしれない。親しい人に宣伝してもらったり、仲間に手を貸してもらったり、他の子でも工夫次第で真似できそうなやり方だ。等身大で、みんなが応援したくなるようなフレンドリーで身近に感じられる子たちだからTrickstarが優勝したのだ。

超人じみた渉が「主役」を他の子に譲るのも、人間がこの世界の主役でいるためかもしれないな。少年漫画の主人公たちはファンタジックな特殊能力を使っててカッコよくて夢があるけど、「人間じゃない生命体だからすごい。人間なんて何もできないからダメ」みたいに思ったらその後の人生観に悪影響がありそうだ。我々は人間だから、人間を軽んじたら、否定したらおしまいなのに……

渉「私の、アイドルとしては最後になるかもしれない舞台」
渉、英智の出方次第ではアイドル辞める気でいたんだな……。先ほどの演者失格云々もそうだけど、やっぱりこれも、誰かが愛して求めてくれなければアイドルはアイドルになれないという理屈かな。

・英智「先ほど『四人揃って』と言ってしまったけど、○○ちゃんを含めるのを忘れていたね」
Trickstarは転校生を入れて「五人揃って」Trickstarだ。☆の形は角が5つあるからだと思ってる。

・英智「奴隷ではなく、時には叱咤激励してくれる家族を得たかった」「理想どおりの家族になろう」
遠慮せず喧嘩もして、一生手を取り合って歩いて行ける関係にふさわしい名前を、「家族」と呼んでいるようだ。
「仲間」よりもっと絆が強い感じかな。なれ合いはしないと言うからマフィアとかのファミリーや、義兄弟的なイメージ?(イメージが黒すぎる)

・英智「生まれてくれてありがとう……♪」

『Saga』で誠矢が北斗に「生まれてくれてありがとう」と言っていたのと同じだ。零の凛月への思いにも似ている。彼らの命に対する最大の肯定だと思う。生誕祭ツイートでもよく見る。
その台詞を、『Daydream』で自分の生を否定していた(「生まれてごめんなさい」)英智が言うのも感慨深い。

・桃李「行かないで……」
渉「…………」
fineのメンバーが目に入ってない英智のために、渉を引き留める桃李。「常に、英智さまの世界のぜんぶで輝いてる日々樹先輩」って…すごいな。桃李にはそういうふうに見えてるんだね。弱ってるとき、屋上や保健室で他の男(敬人)のこと考えてたりもしてるよ!
このときもまた渉が台詞に詰まってる。

エピローグ

Trickstar 対 fine戦開始。

・スバル「ねぇねぇ『fine』のみんな、【DDD】って何の略?」
DDDは、英智が名づけた名前だ。
ノベライズ第三巻でも、DDDとは何の略なのか、英智の意図は何なのかと転校生が思案していた。そのとき彼女が候補に挙げていたのは夢(ドリーム)、死闘(デスマッチ)、美味(デリシャス)、舞踏(ダンス)だ。
ここでは袋小路(デッドエンド)、運命(デスティニー)、死闘(デスマッチ)が提案されているが、本来は日本語らしく、結局正解は明かされないままだ。

北斗が「あえて答えを明言しないことで『正解』の可能性を無限大にする。リドルストーリーのようなもの」「謎は謎のまま、『無限大の可能性』のままにしておいたほうがいい」と言っているが、これもあんスタ内でよく見かけるフレーズだね。レオの「言わないで!妄想するから!」とか。
子供が大人より価値があって輝いて見えるのは、彼らが可能性の塊で無限の未来を期待させてくれるからだと思ってるんだけど、それと同じような感じ。
零「完成していないからこそ、面白い。足りないからこそ、埋めていく快感がある 何も見えない暗闇だからこそ、想像が膨らむというものじゃ♪」
(ダークナイトハロウィン 百鬼夜行/第三話)
だからこそ面白い-あんスタ台詞bot モーメント

・英智「天才ではない僕たちが目指す理想社会には、圧倒的な強者は不要」「憧れもあるけど、天才そのものになりたかったわけじゃない」「すべてのものを主人公にするためのES」
よく誤解されるし私も時々忘れちゃうんだけど、英智の目指す理想は「限られた一部の天才だけがもてはやされる世界」じゃないし、英智は天才たちの地位に自分が座りたかった訳じゃないんだよね。英智は社会の仕組みごと変革して、弱者も輝ける場所にしていこうとしている。『エレメント』の頃からそうだった。

・fineを解散させるつもりだったけど中止した英智
英智、解散のことまだ考えてたのか……。英智が思い直したのは桃李を始め、愛してくれたファンがいたからだ。英智がアイドルでいてくれて、ファンのこと覚えててくれてよかった…………

・英智「ありふれた人間のひとりとして、生きていきたい」

この願いは渉や零や宗の言ってた「一個の人間として生きる」とかと多分同じ。(『アクアリウム』、『クロスロード』、『オペレッタ』『ノクターン』)社会に溶け込んで、愛する人や友達、尊敬できる人みんなと一緒に生きることがきっと人間の幸せなんだろう。


・英智「ここですべてを終わらせて、綺麗な思い出にしてしまったほうが良かったと」
「きっと後悔するだろう」
このスチルめちゃくちゃイイよね。桃李へ差し伸べた手がプレイヤーにも向けられてるみたいで。
もしある日英智がいきなり元気になったら、もはやそれは英智じゃなくなっちゃうな…と危惧してたんだけど、彼らしく死や衰弱や病気の話バンバンしてくれてて良かった。メメントモリ。

・愛に対して鈍感な英智
ツイッターで「ハグで愛情を感じる神経が発達する」って話題見かけたけど、やっぱ幼少期英智くんは放置され気味だったんだろうな…。両親が多忙で不在の間は蓮巳家に預けられたりしてたもんな。(『喧嘩祭』)
英智の心が冷え冷えで愛を感知しづらいのは、これまでも体温が低いとかで比喩的に描写されていた。彼は今もまだ「ひとを傷つけたのに誰かから愛されるなんて有り得ない」と思っている。けれど、つむぎやレオ、千秋、敬人、桃李、渉やTrickstarたちが歳月かけて愛情持って接してくれたから、今ようやくここまであったまってきたんだと思う。雪解け…!

・渉「…そんなのは、すべて作り話です」
笑わせるためならともかく、渉がわざわざ暗い作り話をして泣いたとは思えない。作り話である可能性を提示して、聞いた子が悲しまないように配慮してくれているんだろう。渉は他人のためなら自分が嘘つきと呼ばれるのを厭わない子だ。
渉「これまでずっと、そうだったように…… 私のために、誰かの人生が犠牲になるぐらいなら。私は喜んで、嘲笑されるべき道化の仮面をかぶりましょう さぁ罵りなさい、石を投げなさい。嘘つきの卑怯者と……」
(透明と仮面 G in a maze/エピローグ②)
・渉の出題した謎の答えを出す英智
自分=仮面を託した英智には、渉の未来を決める権利がある。それが英智の答えだった。
彼らの事情を知らなかったら、なんでただのユニットメンバーが大事な進路を決められるの!?と不思議に思いそうだけど…。
渉は「この一年間一番そばにいた、自分の大ファンの英智が望んでくれないならば もうアイドルは続ける意味が無い。潮時だ」、と思ってるんじゃないかな。
二足の草鞋問題は、司やレオや夏目、桃李や英智がこなしてるんだから渉も大丈夫かなぁ。どうだろ。

・英智「君が桃から生まれた桃太郎でも竹から生まれたかぐや姫でも、どこかの馬の骨から生まれた名無しの権兵衛でもいいよ 何でもいいし、どうでもいい」

この世界には正解なんてない、渉の過去や本名・素性なんてどうでもいい、いま目の前にいる君こそが自分の愛し憧れた日々樹渉だ、という結論に至った英智。
チルチルとミチルが『本物』だと納得した瞬間に、青い鳥は『本物』になるのだ。
友也も似たようなこと言ってたけど、演技が上手い人を信じるのって勇気いるよなぁ。この人になら騙されてもいいという覚悟なんだろうか?
友也「それが幻覚でも、俺が素顔だと思いこんだだけの仮面でもいい」「俺が本物だと思えば、それが本物になるんだ」
(透明と仮面 G in a maze/エピローグ②)

・渉「夢中で眺めるうちに憧れたんです。尊敬し、私もあなたのように在りたいと望んだんです」
渉に憧れられたい、って話はずいぶん前からしていた。とうとう回収されたね! ちょっと唐突で、渉が英智の機嫌取るためにお世辞言ってるようにも見えたんだけど。(邪推)
英智「君自身が桃李の憧れの存在になれるように努力しなさい、それが君の本当の願いなんじゃないかな 僕もね、できれば渉にとっての憧れの存在に……アイドルになれたらって思うよ」
(スーパーノヴァ 偽善と正義/第一話)
渉が英智のそばにいたのはさ、愛…だったんだな………………
英智くんを愛してくれてありがとうね…………!!!! これからもよろしく!
「それこそが、愛こそが答えです」
・英智「アイドルになりたいよ。今も昔も、ずっとそう思っている」
スバル「英智先輩は、とっくの昔にアイドルじゃん?」
桃李「ボクがずっとそう言ってるのに、ちっとも聞いてくれないんだから!」
トップアイドルを自称しながら、まだアイドルになった実感なかったの!? ファンと握手もしてたのに!?(アニスタ) fineを応援してるファンを何だと思ってたんだ?
桃李……渉…………弓弦も、本当苦労かけます……英智くんを頼んだよ。

最後はスバルが「響かせるから──俺たちのアンサンブルを!」の決め台詞で〆。
────あんさんぶるスターズ! 完────



あぁ~~~今もどうも実感ないんだけど、俺達のあんさんぶるスターズ!がとうとう終わってしまった。(※スカウトやユニコレはまだ開催中)ライターの皆様、ハピエレの神々、同志の皆様、お疲れ様でした~~!
DDDは何の略なのか、渉の名前や生い立ちは、ESとは…など、気になってたこと色々と答え合わせしてくれたね。
いや~~それにしても。「渉は英智の青い鳥になりたい」ってすごすぎませんか? 誰もそこまで予想してなかったと思う。先生すごい。


日日日先生と言えば、アニメについて何もツイートしないね。黙秘権を行使(?)してるらしい。こぼれ話聞けるの楽しみにしてるのにな。
でもどこかの編集者が「会社が作家に一番してほしくないのは、SNSに迂闊なことを書くこと」ってツイートしてたし、あんまり浮上しないほうが安心安全なのかもしれない。アニメ二期待ってます。

余談:作業用にあんスタのユニットソングをずっとリピートしてる。



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