私はゲームを始めたばかりの頃は、「へ~小説も出てるのか。でもアプリ内でそのストーリー読めるならわざわざ買わなくていいや」というスタンスでした。
もしあの頃の私に会えるなら、いいからさっさと本買ってこい!(怒)と首根っこ掴んでアニメイトへ連れて行きたい。
そう思う理由を述べます。本の内容もちょこっとだけ書いてる。
☆4カードがもらえる!
1冊700円(税別)につき1枚、☆4のカードが確実にもらえる。しかもキャラを自分で選べる。
アプリ内で☆4を確実に出そうと思ったら、今のところダイヤ10連初回を狙うしかなくコストが高い。
ステータスがめちゃくちゃ高いわけではないけど、始めたばかりで戦力が十分でない内はけっこう主力で頑張ってくれる。戦力が十分上がってるかたでも、カードアルバムの空欄を減らせるというメリットがある。(私はアルバムの空欄が気になって仕方ない審神者脳。だがあんスタには諦めが必要…コンプは不可能…。)
1枚だけの場合、ステータスはレベルMAX・アイドルロード全開放でこんな感じ。私はTrickstarからはゆうくん、fineからは英智を選んだよ。
〔青春の協奏曲〕遊木真
Da 8,918 Vo 18,127 Pf 14,055
〔革命児の凱歌〕
Da 9,001 Vo 14,564 Pf 16,160
しかし本のタイトルは『青春の狂想曲』でカードの名前が〔青春の協奏曲〕なのはなぜなんだぜ?? わざと変えてるの? カードのほう、誤植なのかな? まさか小説のタイトルを誤植してるはずないだろうから…
ちなみに狂想曲はカプリチオ、協奏曲はコンツェルトの訳らしい。だいぶ違うと思う。
メインストーリーがいつでも読める!
この本2冊で、メインストーリーの約半分。メインライターの日日日先生執筆なので、安心して公式資料として読める。メインストーリーの最後134話はプレイヤーランク144で開放されるが、まだランクがそこまで上がっていなくても本なら読める。スチルも白黒ではあるが掲載されている。
メインストーリーを読みたいのにスマホの充電がないってときにもどうぞ。充電すぐなくなる。
アプリ内にない描写が読める!
会話だけで進んでいくアプリとは違って、小説は“地の文”とキャラの台詞で進んでいく。(地の文がなぜか一貫して転校生ちゃんの視点で書かれているので、ほかの方のレビューを見ていると「転校生がいない場面でも転校生の視点で書いてあって変だ」という意見も目立つ。)
何がイイって、この地の文におけるキャラの描写だ。
この描写で、ハピエレさんや日日日先生がどういう設定でキャラを作っているのかうかがえる。
アプリ内ではバン!、と立ち絵が出てくるので、ほとんどキャラの容姿などの描写はない。あるキャラが他のキャラをどう思っているか、扱っているかは会話からいくらか読み取れるが。
ノベライズ版ではたとえば、ホッケ~こと氷鷹北斗くんのことはこのように書かれている。
一流の職人が丁寧にこしらえた絵画や陶芸品のような、人工的かつ陰性の美
艶やかな黒髪、切れ長の双眸。氷でつくられた彫像めいた、体温の低そうな白い肌。
(『青春の狂想曲』p.12より)
こうですよ。
これ、ヤバくない…? ホッケ~かなりの美少年じゃない??
え、みなさんご存知でした!?
たしかにホッケ~は黒髪で切れ長の目だとか、そういうのは認識してたけど、あのシンプルなゲーム内立ち絵では省略されてる情報がいろいろありすぎてな…??受け取る側の想像の余地があるのはいいんだけど!
そうだよな、あんスタの登場キャラはみんなアイドルだもんな! イラストでも整ったお顔で、みんなイケメンなのは一応分かってたんだけど、どうもあれがあの世界の「ふつう」の容姿なのかと錯覚してたから、改めて容姿をこんなふうに描写されるとドギマギした。
零についても、
町で十人とすれちがえば十人すべてが振り向くような、(略)奇妙な吸引力のある美貌
黙っていれば息を呑むような麗しさ
(『青春の狂想曲』p.178より)
と書かれていて驚かざるをえない。朔間零、そんな美貌の吸血鬼キャラだったのか。魔物かな…?? 転校生ちゃん、とんでもないところに放り込まれたね…。
アプリ内で何度もかわいいと言及されているなずなはこう。
驚くぐらいの美少年である。(略)肌も白く麗しく、けれど背丈はちいさくて、触っただけで折れてしまいそうなほど細い。妖精か、天使みたいだ。
(『革命児の凱歌』p.23より)
それを聞いてますますなずなへの想いを募らせることになった。好きやで…(Ra*bitsおじさん感)
アプリ内の立ち絵は「なずなの一つの可能性」でしかないと思ってるから、皆さんの手によるいろんななずなを見たいな~~!
全然別の作品だけど、小説『ハリー・ポッター』シリーズがまだ映画化されてない頃は、二次創作でいろんな方がいろんな解釈のハリー達を描かれていてそれはそれは楽しかった! だけど、素晴らしすぎる映画が作られたせいで「私の考えたハリー」の創作が一気に廃れてしまい、非常に遺憾である…
あんスタはまずアプリがありき、だから直接比べられないけど。
このほかにも、ゆうくん・羽風薫・瀬名泉の容姿の描写がスゴくてドキドキしたので、気になる方は今すぐご査収の程よろしくお願いいたします。
書きおろしストーリーが読める!
『革命児の凱歌』巻末には、13ページの書きおろしがある。表紙がfineなのにfineの登場シーンまで入りきらないため、書きおろしで登場させたそう(日日日先生があとがきでそう書いている)。メインストーリーは地の文抜きでも文庫本2冊に収まらないボリュームらしい。
(アプリ内でこんなに長いストーリーが読めるのは大変うれしいけど、「長すぎて読めない」って声もたまに聞く。)
いや~この書きおろしストーリーが個人的には大問題でさ…。
私が英智最推しになってここまであんスタにのめり込んだのはこの書きおろしの
そのことについてはまた別の記事で。
ノベライズ続編の『皇帝の帰還』が7月、『歌声よ天まで届け』が8月発売予定なので、今のうちに既刊を読んでおくといいと思うよ。ダイレクトマーケティングでした。
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