観ると「納税の意欲が湧く」、「『安室の女』になる」「うちのお父さんまで『安室の女』にされた」とツイッターで噂になってたので、気になって観てきました。
(※「執行される」=この作品を観ること)
劇場版の興行収入最高記録を更新中らしい。
『名探偵コナン』自体はオタクの教養として(?)初期の漫画やアニメは見てたけど、なにしろ連載も放映も長寿すぎるから、途中から追いかけられてなくて最近の展開は全然知らない。コナン男子の中では光彦がかわいくて好きです。漫画は40巻ぐらいまで読んだかな? もう90巻以上出てるのか……! 映画を映画館に観に行ったのは初めて。
そういう人間まで「行かなきゃ」と思わされるぐらいの騒ぎだ。
私みたいに「少し知ってるけど全然詳しくはない」って人が面白かった!って書いてるレポをいくつか見かけていたので、安心して劇場へ向かった。
当然知らないキャラもちらほら出てきた。安室さんも、今回初めて見た。これが噂の「あむぴ」……!!
以下、そういうコナン素人によるとりとめのない感想です。
※映画のネタバレあり・安室透がかっこいい
コナンや普通の警官とは違う「正義」を掲げ、国を守るためなら非合法な手段もとる。
…………安室さん…………まさにダークヒーローじゃないですか!!!
え~もっと早く言ってよ!!(?)
高木刑事っぽいキャラかと思ってた。というかタレ目な甘いマスクの青年だから、「時々カッコイイけど普段はポワワンとした優しい人」なのかなって勝手に想像してたんだけど(勤務先が『ポアロ』、だけに)
いや、全然違うじゃん。凄腕の危険な男感、駄々漏れじゃん。
こんなん……惚れてしまうよ…………!!!
イケメンなだけじゃなくて、白い車もカーアクションも、コナン君に匹敵する捜査能力も、風見さんを叱責する姿も何もかもカッコイイ。料理が上手そうなところもやばい。世のお嬢さん方が次々彼に惚れてくのも分かる。
私の観た回、劇場内の観客はほぼ女性で、おひとり様も多かった。レディースデーだったからかな。
↑噂の「僕の、恋人は……」のシーン、CMに入ってた。
いや~~シフトチェンジの仕草も、ずるいな! 2時間の間に何回惚れさせるの?
・タイトルロゴの出方がクール
なんだあれ、カッケェーーー!
・新一とコナンの声
今更気づいたんだけど、山口勝平さんと高山みなみさんの声って似てるね! ほんとにコナンが声変わりしたら新一の声になりそうな説得力がある。
・スマホ無双、携帯鳴り過ぎ問題
コナンのスマホが細工されたり、資料を閲覧したり写真を示したりと、事あるごとにスマホが使われていた。スマホが無ければ成り立たない話だった。
時代は変わったなぁ。おかしいなぁ、コナン君はパソコン通信で知り合った人の事件とかも扱ってたはずなのに?(時空のゆがみ)
蘭がガラケーで親近感湧いた。
それにしても着信音やバイブ音で会話が中断されるシーンが、やたら多くなかった? 多用されすぎでは? あまりにリアルなサウンドだから観客のが鳴ってるみたいでソワソワした。
・火星探査機「はくちょう」
宇宙の話だったのか! 言ってよ~~!(?)
火星探査機の話、ツイッターでは全然目にしなかった! 初耳。みなさんネタバレに配慮してくれてたのかな?
・コナン「今回の安室さんは敵かもしれない」
「今回の(事件の)安室さんは」って意味なんだろうけど、「今回の映画の……」って意味に思えて笑った。メタい。
・違法な手段による捜査
盗聴、不法侵入、催眠術……そういった違法な手段で手に入れた証拠は裁判で使えないし、警察はしちゃダメなんだよね、多分。海外ドラマ見てたら盗聴とかしてた探偵が「それは犯罪よ!」って、厳しく批判されてて驚いた。あ、ダメだったんだ……? コナン君がけっこう普通にやってるので麻痺してた。
安室さんはそういう違法な手段もガンガン使って、そして自分でその後始末もつける主義の人らしい。シビれる。
今は黒の組織に潜入捜査してるそうだけど、そこではやっぱり悪事に加担してるんだろうな。最後にはその後始末もつけてから組織を脱退するんだろうか。気になる。
・IoTテロ、不正アクセス、複数の「公安」
このへんの話がややこしくて、なんとなくしか理解できてない気がする。
失礼ながら、前半、劇場版なのに絵面が地味だな……って思ってた。
サイバーテロのあたりは『踊る大捜査線』のスピンオフ『交渉人 真下正義』を思い出した。(これも、踊る大捜査線そのものを知らないのに映画だけ見た)
ネットで何でもできるんだな~という印象。便利だけど、何でもかんでもネットに繋げてくのって、危ないね。
結局警察という組織の内輪もめ?だったのがモヤモヤしたな~。犯人が、そこそこ偉い人(検事?←分かってない)なのに思考が短絡的というか……民間人じゃなく公安の人間なら死んでもいいとか思ってるのが俗っぽく、小者っぽい。そんなに簡単に悪に染まるな!(怒)
『シン・ゴジラ』を観たあとなのでそう考えてしまう。省庁にいるようなエリートの人たちは、私たち民間人に理解できないぐらい聡明で厳格で、立派な人であってほしかった、と……。
・落下予測地点の半径1km以内に15万?人
東京、人多すぎ。地方にほんの少しでいいから分けて。(過疎すぎて消滅しそうな村より)
・「Nor」(ノーア)の画面に出てるイラスト
何だあれ、白菜……?
・NAZU(なず)
NASAのもじりと思われるアメリカの組織。関係ないけどあんスタプレイヤーとしては「なず」といえば「仁兎なずな」だね。
何の略だったんだろう。予告編映像では小さくて読めないけど、「National Aeronautics and Zonespace Utility」かな。
NAZUの技術力をもってしても、Haba_231だっけ、あんな短いパスワードも解読できないものなのか。簡単にハッキングされてて情けない。
・いかにも、なタワー
あっコレ絶対爆破とかされるやつ……!って思ってたら案の定だよ。
でも劇場版コナンでお約束の「らぁぁぁああああん!」は無かった気がする。
・カーアクションがすごい
安室さんの車がはちゃめちゃなとこ走行するのはアニメならでは。
あの車、私には「高そう」ぐらいしか分かってないけど、車好きな人だったらあの車の存在そのものやエンジン音とか造形とかにまで興奮するんだろうなぁ。(勝手な想像)
高そうな車がベッコベコになってて無惨。
・「これでよく公安が務まるな」「僕の、恋人は……」
印象的な台詞。これ、ツイッターで見たやつだ! という感慨深さもあって嬉しさ倍増。
・大活躍する阿笠博士のドローン
これだけのものを個人で次々作れる博士の収入源って何?
・少年探偵団の活躍
彼らのラジコン(ドローン)操縦技術が事件にここまで貢献したことを考えると、少年少女が日頃からシューティングゲームとかの腕を磨くのも無駄じゃないのかも。e-Sportsとかあるし。将来そのテクニックが日本を救うかもしれない。
でもコナン君や安室さんみたいな活躍をしたかったら、スケボーやサッカー、ドライビングテクニックといった肉体的な技術も極めないといけないな。
・ヒロインの活躍がない
少年探偵団は大活躍だったけど、蘭の活躍はあんまり無くて、ただオロオロしてるだけに見えた。蘭がただ守られるだけの女じゃないことは知ってるけど、ちょっと残念。
・作画崩壊
引きの映像のときに福笑いみたいな顔のカットがあった。劇場版のアニメにも作画崩壊ってあるんだね。
・エンディングの福山雅治「零-ZERO-」(歌詞)
安室さんカッケェ……ってなって打ちのめされてるところに福山雅治。かっこいいが畳みかけて来た。
歌詞の「僕には善も悪も間違いもある」「誰も傷つけないまま 君を守ることなどはできない」が刺さる……。ここで歌ってる君って……私のこと……?/////(私ではない)(日本)
正統派ヒーローじゃなくて、ダークヒーロー的な性格の彼の人気がここまで出たの、嬉しいな!
・エンディングの映像
突然の実写。東京お台場?が舞台の映画ってぽろぽろあるね。ロケしやすいからかな。
そして突然現れる草間彌生のかぼちゃ。何であんな、特徴的な絵面のかぼちゃを映したんだろう。すごい存在感だった。何? 宣伝?(勘ぐる)
いや~面白かったよ~~~~!
帰り道、脳内が安室さんでいっぱいになってしまった。
帰宅して早速「バーボン」をググったり、サンデーのアプリDLして青山先生のインタビュー動画見たりしてた。先生がコミケや同人誌、赤井と安室のBL本の話してて、そこだけ何度も巻き戻してしまった。
「青山さんは同人誌に厳しいよ、って噂が立ってるけどそんなことない」「(同人誌制作に)怒ったことない。ありがたい。楽しいし」って言ってた。
【コナンスペシャルday】うぇぶり限定の青山先生インタビュームービー、及びサンデーうぇぶり版インタビュー記事付き本誌をご覧頂きありがとうございます!ぜひアプリのレビューもよろしくお願いします! https://t.co/4Avh2ZBwuY pic.twitter.com/EGYLeTpUk1— サンデーうぇぶり編集部 (@SundayWebry) 2017年12月13日
というわけで、安室さんの今までの活躍も今後の活躍も気になってます。
0 件のコメント :
コメントを投稿
コメントお待ちしてます。
返信不要のかたは拍手からどうぞ~!