批判

あんスタのここが不満だ

『あんスタ』をプレイし始めて約２か月。今日ようやくメインストーリー全134話を読破した。
スタッフロールも流れたし、これでゲームとしての本編が一区切りしたということかな。


初期からプレイしている先輩方はまた全然違うご不満をお持ちだと思いますが、私の個人的な不満を綴ります。ネガティブな意見だよ。


（2016/09/28追記：いまでは過去イベントが順次「復刻イベント」として追加され、プレイできるようになっています。イベントに参加してライブをこなすと、ストーリーやカード、背景が獲得できるようになりました！）

過去イベントのストーリーが見れない

何といってもこれが一番の不満。新参者に厳しいシステム。本当どうにか改善して欲しい。
そのイベント開催中にプレイできなかったらもう二度と読めないなんて知らなかった。（少しだけならストーリーキーで開放もできるけど…）

今のシステムじゃ、もし生活が忙しくてプレイできない時期があったら、ゲームに空白ができてしまう。
せっかく評判の良いストーリーを作ってるのにもったいない。「前回のイベストとても良かった！」と思っても、「もう見れないけど前のイベントが良くってね～」と注釈つけて友達に勧められるだろうか。
イベント復刻を計画しているらしいが、それじゃ根本的な私の不満は解決しない。いつ始めても後からストーリーを追いかけられる手段がほしいんだ。（ソシャゲに詳しくないからこういうものなのかもしれないけど）どうしても漫画・アニメ・TVゲーム・映画の場合と比べてしまう。非常にもどかしい。

でもある意味ではリアルだ。自分が「転入した」時期によって、得られる体験は変わるのだ、ということを表しているともいえる。
もうイベントストーリーは豪華なおまけみたいなものだと割り切ったほうがいいのかもしれない……。見れたらラッキー、と。

忙しい

とにかくイベントの開催頻度が高い。月２回て。
こんな頻度では、頑張るイベントとそうでないイベントを取捨選択しないとやってられない。それに気づくまで２か月かかった。遅い。
このゲーム自体を、息抜き程度にそこそこに楽しむことができればそれが一番いい。だが、イベント期間→育成期間→イベント期間→……と次々煽られてつい張り切ってしまった。
この忙しさが、私だけでなく、プレイヤーのあらゆる生産性を奪っていると感じる。時間が取られる。それに疲れてゲームから離れていっているプレイヤーも見かける。

プレイヤー人口の割に二次創作が少ないのも、ゲームするのに忙しいからなんじゃ？　150万DLという数字はとうらぶの規模に匹敵するが、二次創作の数が桁違いだ。二次創作も好きな私はまことに遺憾。みなさんもっと色々作ろうよ！？供給が足りない……。
といっても、あんスタはキャラ同士の関係性が細かく描写されているから、その辺がほとんど描かれていない刀と違って、二次創作に慎重になってしまうのかもしれない。
キャラの呼び方も人によって違うし、まだ知らないストーリーがある段階で妄想するのは抵抗がある。「未読のストーリーでこの妄想と矛盾する展開があったかもしれない…」と思う。やっぱり過去ストーリー読ませてください。

カードをコンプリートできない

カードアルバムを埋めることが非常に難しい。カードが報酬だから仕方がないことだけど。
参加できなかった過去イベのランボ・ポイボのカードが多すぎて嘆くことしかできない。着せ替え衣装も、背景も、どうあがいても手に入らない……
コンプリートするのは初期からプレイしていて、全てのイベントに積極的に参加し、かつかなり課金しないと不可能だと思う。
私はスカスカだからまぁいいか、どうせコンプリートできないし、と諦めている。そう割り切ってプレイしているうちはいいが、空しくなってプレイ自体やめてしまう人もいるかもしれない。

ダイヤしか買えない

買えるものを増やしてほしい。
背景とかを売ってくれないかな。買わせてください。
ストーリーキー…は万能すぎてゲームバランスが崩れるのかもしれないけど、過去ストーリーがダイヤで開放できるとかの救済がほしい。

プレイヤー同士で順位を競うこと

「来いよ、俺の鍛え上げた最強ユニットとお前のユニットでバトルしようぜ！」
…って好戦的な人には熱いシステムなんだろうけど、プレイヤー同士のバトルが私は楽しめない。繊細チンピラだから色々想像してしまう。「あなたの順位が上がった時、誰かの順位が下がるんですよ！」
私は緑と青の勢力で陣地争いをするゲーム、『イングレス』も楽しめなくてやめてしまった。「私がここを攻撃することで、ここの持ち主が嫌な思いをするかも…」と思うと何もできなくなる。まぁね、相手側は攻撃されてもびくともしないし、攻撃されることも含めて楽しんでいるんだろうけど。
まぁそんなにイヤならイベントに参加しなきゃいいんだけど。ランボのカード欲しいから参加するよね。他に入手手段ないし。

イベントのランキング争いの激しさ

順位に応じて報酬のカードが配布されることは、しょうがない。これがこの会社の商売だから、お金をいかにして多く出させるかを工夫するのは分かる。

札束で殴りあうだけで順位が決まるならまだいい。

怖いのは、競い合うことで無理をしてしまうプレイヤーがいることだ。余暇を削り、睡眠時間を削り、体に無理をして競い合って、こんな状況ではいつか死人が出るのではと危惧している。
11日間のレースはもはやプレイヤーの命の消耗戦になっていると感じる。
多少の無理は仕方ない、と思うかもしれないが、「どこまで無理をしたら死ぬか」を分かっている人はそういないだろう。ネトゲに夢中になって死亡した前例は既にある。

というのは極端な例だが、そこまで行かなくても、イベントを意識するだけで日常生活に支障が出る。たとえば「授業/仕事のあいだに順位が下がっちゃった…トイレでこっそりプレイしよ」「貯まったLPがもったいないからランチタイムにライブしとく」程度の軽～い行為（当社比）でも、周囲から“ゲームにのめり込んでる痛い人”認定はされるだろう。私はされた。つらい。

とにかく今のようなイベント形式は好きじゃない。
…ので代替案を考えてみた。
たとえばイベント期間のあいだに回数制限もしくは時間制限（期間中の好きな時に5時間参加とか）を決めて、その範囲内で競うとか、いっそのこと報酬のカードを封印入札方式でオークションにかけてしまったらどうか。お金は集まると思うんだが。ダメか。金儲けしたい感が出過ぎててダメか。なんかいい方法ないかな。

まとめ

こんなことを思うのは、いいオトナが自分の意思でパlチlンlコ屋に入っておいて
「金がみるみる無くなっていく！アニメ作品の台でかわいらしい雰囲気だったから、そんな賭博要素があるとは思わなかった！！まったく、ひどい商売だな！」
と愚痴ってるようなものなのかもしれない。

元々課金要素のあるゲームだと分かっててプレイしたんだから、どうプレイしていくか、いくら課金するかは自己責任でやろうね……自戒を込めて。

無料で何でも要求しようなんて思ってないから、楽しく喜んで課金したい。

キャラもストーリーも好きになったから、運営さんにはなんかもうちょっとうまいことやって、自信を持って友達に勧められるゲームにしてほしい。

とか書いてたら新ＣＭに叶姉妹が起用されたニュースが流れてきた。

あんスタはセレブのためのアプリだったのだ……。庶民は背を丸めてトボトボ巣穴に戻ります。